熱交換器を解説
2020年3月12日 デスケーラーの果たす役割

デスケーラーの果たす役割

デスケーラーは、一般にはあまりなじみのない言葉ですが、現代社会を成り立たせるために非常に重要な役割を果たしている工業製品です。

そもそも現代の工業機器では、水を利用することが非常に多くなっています。例えば製品を製造する過程で発生する熱を冷やすために利用したり、煙突から出る排気をクリーンにするために水蒸気を使用したりしています。そのために、工場の中には水を送るための管や装置が多数存在しますが、それらの機材で最も問題になるのが水垢です。水垢とは、水の中に含まれているカルシウムなどのミネラル分が主成分であり、水の流路の内部に次第に付着していき、水が濁ったり管が詰まったりして、水を利用した工業機器の働きが劣化したり、故障の原因となります。

これら水垢のことをスケールといい、そのスケールを取り除く製品をデスケーラーといいます。上述の通り、デスケーラーは水を利用する工業機器の故障や性能劣化を防ぎ、工場の安定した操業とその結果としての工業製品の安定した製造を助ける役割を持っています。また、例えば排気をクリーンにするために水蒸気を使用する場合は特に水垢が貯まりやすい環境となるため、デスケーラーは工場の環境負荷を抑えるための機器の故障等を防ぐための役割も果たしていることになります。現代社会は工業と工業製品を抜きには成り立たないため、デスケーラーは上述の役割を果たすことにより、現代社会を成り立たせるために重要な役割を担っているのです。

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