熱交換器を解説
2020年3月6日 熱回収の実態や重要性について

熱回収の実態や重要性について

熱回収とは、廃棄物を焼却して得た熱エネルギーを回収することです。

別名としてはサーマルリサイクルと呼ばれ、広く実施されてきた歴史があります。廃棄物の処理に関しては、製品を再生利用する、という考え方があります。焼却によるエネルギーを回収する、という考え方もあり、これが熱回収になります。デンマークやオランダでは、積極的に焼却によるエネルギーの回収が進められています。ドイツでは、一定の条件を満たしている場合に、サーマルリサイクルが承認されています。熱回収には、リユースやリサイクルなどの社会的に重要性の高い目的があります。

しかし、それ以上リユースができなくなった場合の最後の手段になっています。そのため、狭義のリサイクルに含めてはならない、といった見方もあります。廃棄物を焼却するサーマルリサイクルは、むしろ処分という意味合いの作業になります。地域的な活用事例としては、東京都の例があります。

東京都は、新海面処分場の延命対策を実施したことがあります。埋立処分場の多くを占めている物質に注目した東京都は、熱回収を開始しました。その際の物質は、廃プラスチックや皮革類であり、これらを可燃ゴミとして焼却しました。この作業による社会的な意味は大きいため、非常に重要性が高いと言えます。ある企業では、熱回収に関係するヒートポンプの新商品を開発しています。この新商品により、未利用の熱エネルギーを効率よく回収して活用することができます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *